こんにちは、このはです。
ボックスシェルフを作ろうシリーズはダボ継ぎの下準備まで進みました。
ボックスシェルフDIYで実践!初めてのDIYでも失敗しない④ダボ継ぎの仕方
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次の工程ですが、真ん中の板の色を変えるので、組み立ての前にヤスリがけと塗装をしてしまいます。
DIYで必ず通る道ヤスリがけと、出来栄えを大きく左右する塗装。
負けられない戦いに、いざ出陣しましょう!
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ヤスリがけの道具
どうしてヤスリがけが必要なのか?
ノコギリやドリルで加工した木材の表面を、ヤスリを使って滑らかにします。
と、昔は昔は思ってました。
ところが、ヤスリがけをすると塗装のノリが全然違います!
木材の細かいささくれやバリをとって、使う時のけが防止につながることはもちろんですが、塗装の出来栄えが違うので、仕上がりが大きく変わってきます。
では、木材のヤスリがけの方法を紹介します。
まず必要な道具の紹介です。
電動サンダ
長年使い続けて、持ち手の部分がつるつる光りだした我が愛機『RYOBIサンダ S-5000』です。
こちら、単独では使えません。
紙ヤスリ、またはアミ目両面ヤスリをはさんで使います。
ヤスリ
先ほど紹介したサンダにはさんで使うヤスリです。
左の茶色が紙ヤスリ、右の黒いものがアミ目両面ヤスリです。
紙ヤスリは安価で、しなやかなので小回りがききます。指に巻いて曲面の研磨もしやすいです。
アミ目両面ヤスリは紙ヤスリに比べてお値段が高めですが、その分ヘタレにくいのでこまめなヤスリ交換の必要がないです。広い面積を一気にヤスリがけしたいときはこちらがおすすめです。
ヤスリは#の後の数字が小さければ荒いヤスリになります。
使い方は、荒いヤスリからかけて、徐々に番号の大きいなめらかなヤスリに変えていきます。
ホームセンターで売っているSPFなら、紙ヤスリは#150で、アミ目両面ヤスリは#80を使うと十分なめらかになります。紙やすり#240まで使って磨くと、SPFの表面はとてもきれいになります。
ここでもう一つご紹介。
ヤスリは何種類か使い分けることになります。その時に収納に便利なのがドキュメントファイルです。
写真のように整理整頓しておくと、使いたいときに素早く取り出せるのでお勧めでです。
ヤスリを必要なサイズに切り出すときは、はさみを使ってはいけません。
定規に沿わせながら、手で破きましょう。
その他ヤスリがけに使える道具
電動サンダはちょっと音が気になるという人は、こちらの道具を使ってヤスリがけをすると便利です。
どちらも紙ヤスリをはさんで使います。サンディングブロックは小回りが利くしお安いので、一つ持っていてもいいと思います。
ヤスリがけの方法
ではヤスリがけを始めましょう。
ポイント
準備するもの
- 木材
- ヤスリ
- 電動サンダ
- 濡らした雑巾
ヤスリをかけると木材の細かい粉が飛び散るので、できるだけマスクを付けて室外で作業しましょう。
ベランダに端材を敷いて、その上に木材を置き、サンダをかけます。
電動サンダの場合、力を入れすぎず、軽く動かす感じで十分です。
かけ終わったら、濡らした雑巾で木材の表面をふき取ります。
この作業、表面の削りかすをふき取るだけではなく、木材の表面を毛羽立たせる役目があります。
毛羽立たせた状態でもう一度ヤスリをかけると、さらに表面が滑らかになる仕組みです。
濡らしてヤスリをかける作業をして、最後に表面を拭き取ったらサンダかけの終了です。
塗装に必要なもの
サンダ作業が終わったら、次は塗装です。
今回は水性塗料(ペンキ)は使わず、オイル塗装します。
オイル塗装は、ワトコオイルに代表されるように木目を生かした塗装ができます。
オイル塗装するときは、使い捨てのポリエチレン手袋をしましょう。
広い面積は刷毛を使うといいですが、今回のボックスシェルフサイズならメラミンスポンジにオイルを染みこませて塗っても大丈夫です。
もう一つ、オイル塗装だけでは木材を保護できません。
そこで仕上げにワックスを塗ります。
ワックスには透明なものや色付きのものがあるので、塗料と組み合わせるとバラエティ豊かになります。
ワックスの塗り方は、スチールウールもしくはメラミンスポンジで木材の表面に薄く塗った後に、いらない布で磨くようにふき取ります。
道具をそろえたら実際に塗装してみましょう。
塗装実験
さっそく塗っていきたいところですが、まずはどんな発色になるのかを端材を使って検証します。
今回のボックスシェルフには、ワトコオイルのチェリーとくるみオイルの二色で塗装することにしました。
メモ
オイル塗料は独特のにおいがします。
においが苦手な人にはくるみオイルやオリーブオイルをおすすめします。
こちら、食用のオイルなので、つんとしたにおいはありません。
ワトコオイルのように着色することはできませんが、木材そのものの色を楽しみたい場合はこちらをお勧めします!
塗装
新聞紙を敷いて、端材の上に木材を並べます。
真ん中の板だけワトコオイルのチェリーで塗ります。
できました。
木材に塗料を染みこませて、表面の余分な塗料をいらない布でふき取ったら、十分に乾かして次の作業に移ります。
本来ならワックスがけに進むのですが、組み立ててから塗ることにします。ワックスを塗ってしまうとボンドがくっつかなくなるからです。
今回はここまでです。
次回は、ダボ穴にダボを埋めて接着し、ボックスシェルフを組み立ていきます。