ボックスシェルフDIYで実践!初めてのDIYでも失敗しない④ダボ継ぎの仕方

ダボ継ぎの仕方

こんにちは、このはです。

失敗しないボックスシェルフ作り』第四弾になります。前回までで、設計図と木とり図の作成~木材カットまで進みました。

前回の記事
木材の切り方
ボックスシェルフDIYで実践!初めてのDIYでも失敗しない③木材の切り方

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この記事では、ちょっとだけ脱初心者をしてダボを使って木材をつなげることに挑戦します。

このは
最初から幅広の木材を購入して、ホームセンターの木材加工サービスを使えばこのシリーズ③④を飛ばせるんだけど…
予算を減らしたいので、自分で幅広材をDIY!

この記事では、電動ドリルを使ったダボ継ぎの方法を一から順を追って紹介します。実際の手順を写真とともに分かりやすくお伝えします。

ダボ継ぎを覚えると、これから先のDIYで幅広く使えます!

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板をつなげるダボ継ぎとは?

ダボ継ぎとは、木材と木材同士に穴をあけ、そこにダボという木片を埋め込んで接着を強くする方法です。ダボを埋め込むことで木材のずれがなくなり、接着が頑丈になります。

ダボ継ぎ

ダボ継ぎとは

今回は1x4材の側面にダボ穴をあけ、ダボを埋め込み、板をつなげていきます。この方法で幅広の板を作ってみたいと思います

さくや
『幅はぎ』と呼ばれる連結方法だね

まずは、ダボ継ぎに必要な道具をそろえましょう。

ダボ継ぎに必要な道具

電動ドライバー

ダボ用の穴をあけるために必要なのが電動ドライバーです。

リョービの電動ドライバー

リョービの電動ドライバー

写真のドライバーはDIYを始めたころに買ったものですが、長いこと頑張ってくれてるリョービの電動ドライバーです。こちらのドライバーは三段ベット、食器棚、子供用机の制作にかかわってきて、なお現役です。

もっとパワーが欲しい!という時は、インパクトドライバーの購入も視野に入れましょう。

このは
三段ベッドを作る分には困りませんでした
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ショートビット

電動ドリルの先に取り付けて使う、穴あけ用のビットです。

ショートビット

ショートビット

ホームセンターにとてもたくさんの種類が売られてますが、ダボの穴あけ目的でしたら『先三角ショートビット』を使います。

先端がネジタイプのものもありますが、こちらは浅い穴あけには向きません。少しの力でグイっと進んでしまうので、あっという間に板を貫通してしまいます。

おつかいでショートビットを頼まれたら、間違える自信があるくらい種類が豊富!

巾19mmの場所に穴をあけるので、直径8mmのショートビットを使います。

このは
ショートビットを使って穴をあける作業は…楽しい
きゅるるるるるって感じが…楽しい

ダボ

DIYを始める前は、何に使うのかさっぱり分からなかった木片です。

このは
ストレートなかっぱえびせんだと思ったよ
え”…
ダボ

ダボ

穴の直径に合わせたものを用意しましょう。今回は8mmの穴をあけるので、8mm直径のダボを用意しました。

ダボマーカー

片方のダボを埋める穴の位置が決まったら、その位置をもう一方の木材にうつすために使うものがダボマーカーです。

ダボマーカー

ダボマーカー

あけた穴の直径に対応したものを用意します。今回は8mm直径のダボマーカーです。

それでは、これらの道具を使ってダボ継ぎする様子をみていきましょう!

ダボ継ぎの仕方

まず、片方の木材にダボ用の8mm穴をあけるところから始めます。

電動ドリルに8mmショートビットを取り付け、木材に対してまっすぐ垂直に穴をあけます。穴の深さはダボ半分よりやや深めにします。

8mmショートビットで穴をあける

8mmショートビットで穴をあける

垂直に穴をあけることは、ちょっと慣れが必要で難しいです。正確に垂直に穴をあけたい!そんな時はドリルガイドを使うとまっすぐな穴をあけられます。

8mmの穴があきました

8mmの穴があきました

穴をあけたら、この穴にダボマーカーをつめます。

ダボマーカーを穴に詰める

ダボマーカーを穴に詰める

この状態のまま、もう一方の木材の位置を合わせてギューッと押します。

ダボマーカーをつめた状態で木材を押し付ける

ダボマーカーをつめた状態で木材を押し付ける

そうすると、もう片方の木材のダボ穴をあける位置に穴が開きます。

ダボ穴をあける位置に穴があく

ダボ穴をあける位置に穴があく

この穴にショートビットの先端を合わせて穴をあけると、ダボを埋めたときに、ずれることなくお互いはまるのです。

ダボ穴があきました

ダボ穴があきました

ダボ継ぎの準備が整いました。

あとはボンドで接着しつつダボを埋めて組み立てると、ダボ継ぎの完成です。

ですがその前に、今回は真ん中の板の色を変えるので、ダボ継ぎの前に塗装をします。

このは
ダボ継ぎの完成は、ボックスシェルフ実践シリーズ⑥~組み立て編~までお待ちください
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このは

イラストと初心者向けのDIY担当。ブログをイラストで盛り上げ中。編み物を含めた裁縫全般の記事も書いてます。競技かるたもやってますので、「さくやこのはな」の歌はとてもなじみ深いです。