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すのこリメイクで!おしゃれな箱を簡単DIY

2020年7月14日

すのこリメイク 木箱

こんにちは、このはです。

前回の記事で杉材を使ったマグネット脱着できる木箱を作成しました。

見た目が良くて収納力があるので、もうひとつ木箱を作成することにしました。

今回はすのこをリメイクするので、前回よりさらに簡単です!

作品情報

【難易度】 (初級者向け)

【予算】800円くらい

【製作期間】約1日

【主な材料】

  • 桐すのこ
  • 合板(4mmほど)
  • ワトコオイルなどの塗装剤
  • マグネットシート

【主な道具】

  • 玄翁(金づち)
  • 作業台&クランプ
  • 糸鋸
  • ノコギリ

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すのこの解体

すのこ

押入れ用すのこ

捨てる予定だった一般的な押入れ用桐すのこですが、素材はです。廃棄はもったいない。このすのこを再利用して桐の木箱にします。まずは解体します。

すのこ 解体

インテリアバールとペンチ

解体の際にあると便利な道具は「バール」と「ペンチ」です。写真のバールはインテリアバールで、小さくて取り回しがよいです。ふすまの張替えなどで使います。

すのこ解体

すのこ解体に力は必要ありません

力は必要ありませんが、針のようなものが埋まっているので軍手をして作業することをお勧めします。

すのこ 解体

すのこ解体しました

インテリアバールを使えばあっという間にすのこの解体が終わります。解体が終わったら、木箱の設計に移ります。

設計

無駄がないように設計

すのこ 木箱 設計

端材が出ないように設計

この木箱を置きたい場所は食器棚の下、奥行き350mm高さ200mmです。すのこ1枚が750mm x 60mmなので、すのこを3等分して箱の1面になるサイズで作成します。

すのこの角材に打ち付けて組み立てます。

木箱 完成図

完成予想図

完成図が出来上がったら、そこから必要な木材の長さを計算してすのこから切り出します。

木とり図の作成

木箱 DIY 作り方

木とり図

250mm幅のものを6枚、236mm幅のものを6枚。すのこの角材部分は180mmの長さのものが4個必要になります。

木とり図を作成したら、すのこに鉛筆などで切り取る部分に線を引きましょう。

切り出し

完成図に合わせてすのこを切り出します。桐すのこは薄いので、ノコギリで簡単に切り出せます。

箱を作るときは木材を直角に切り出すと仕上がりがきれいです。のこぎりで直角に切るときは『直角治具』を作成しておくと、お手軽に直角がとれます。

木材の切り出し

木材の切り出し

このは
合板4mmは薄いので、定規を当ててカッターで切ることができます。のこぎりで切るよりお勧めです

穴あけ加工

木材縦向き固定治具

木材を縦向きに固定する治具

ゲーム機収納小箱と同じように箱の一部をマグネット脱着可能にして、コード類を出すための穴をあけます。

このは
ゲーム機収納木箱の時はドリルで穴をあけたので、今回は糸鋸で穴をあけます

穴あけの必要ない木箱を作成する場合は、この過程は飛ばしてください

このは
卓上の作業台に木材を縦向きに固定できる治具を作成しました。これに穴をあける木材を固定して糸鋸で円形にくりぬきます

糸鋸

糸鋸で円形にくりぬく

多少、形がいびつでもやすりできれいにするので大丈夫です。

やすりがけ

丸棒に紙やすりを巻き付ける

糸鋸の後は、粗目の紙やすりを丸棒に巻き付けて形を整えます。桐は柔らかいので少しの力で滑らかになります。

やすりがけと塗装

やすりがけ

アミ目両面やすり

アミ目両面やすり#80

カットと加工の終わった木材にやすりをかけて滑らかにします。

毎度おなじみの電動サンダですが、今回は『アミ目両面やすり#80』を使いました。

このは
どうしてこのヤスリにしたかというと、『もち』が全然違うからです。紙やすりがへたって取り換える手間が激減します

塗装

ワトコオイルとニッペ

今回使用した塗料

一面にすのこ三枚使うので、三色で塗装しました。色の薄いものから順に塗装します。

乾かしてる最中に異なる色で塗装した板にぶつかると、あっという間に色移りするので気を付けましょう。

さては過去にやらかしたな…

このは
…♪~~♪

ニッペホームプロダクツ:WOOD LOVE オイルステイン 木部用着色塗料 Sメープル 750ML

塗装

オイルステインで塗装

オイルステインが乾いたら、せっかく三色使って色の違いを楽しみたいので透明色に近い蜜蝋でワックスがけしました。

ワックスがけ

蜜蝋でワックスがけ

いい感じに仕上がりました、が、またここでミスしました.…

このは
ゲーム機収納の木箱のようにマグネットシートを貼る場合は、その場所にワックスをかけてはいけません。マグネットシートのシールがくっつきません!

このはのDIYには、必ずミスが起こるね…

このは
こ…これもこの先のDIYの糧となるのだ…

さくや(Sakuya)
ドンマイ

組み立て

木箱 組み立て

角材に釘で打ち付ける

角材にすのこを打ち付けていきます。前面になるところから組み立てました。

木箱 DIY 作り方

端材で支えながら組み立て

端材などで支えながら、すべてのすのこを角材に打ち付けます。桐は薄いので釘でしっかり固定できました。底板も角材に打ち付けました。

このは
ビスで打つと、もっとしっかりした木箱になるよ

通常の木箱ならこのまますべてのすのこを釘で打ち付けますが、今回は側面の2枚をマグネット脱着式にしました。

木箱 DIY 作り方

ワックスを削り取りました

ワックス塗装部分を鋸やすりで削って、なんとかマグネットシートをくっつけました。

このは
鋸やすりで塗装を剥がす作業は本来必要ないものです。間違って塗装したために削りました。次は気を付ける!

完成

木箱 DIY 作り方

完成(クッキーみたい)

ボンドを使用せず釘で固定、底板も4mmと薄いので重いものを運ぶのには適しませんが、目隠し収納には十分です。見た目もお菓子みたいで可愛い感じに仕上がりました。

最初に紹介した写真サイズのすのこでは、このサイズの木箱は2つ作れます。安価で簡単なので、DIYの入門にぜひ挑戦してみてください。

木箱 DIY 作り方

杉の木箱と桐の木箱

このは
自作の食器棚の下に収まりました

栂(つが)の食器棚に杉と桐の木箱!

このは
木材って面白い!!

  • この記事を書いた人

このは

イラストと初心者向けのDIY担当。ブログをイラストで盛り上げ中。編み物を含めた裁縫全般の記事も書いてます。競技かるたもやってますので、「さくやこのはな」の歌はとてもなじみ深いです。