こんにちは、このはです。
ボックスシェルフも、もうすぐ完成です。
設計図と木とり図の作成~木材の塗装まで進みました。
ここからは、まず木材を三枚ダボ継ぎして、それから箱の形に組み立てます。
ボンドを付けてビスで打てばいいってものじゃない!実はとっても奥が深い、DIYにおける組み立てとはを解説していきます。
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ダボ継ぎに必要な道具
ダボ穴をあけた木材を、三枚接いで幅広の材にします。
穴のあけ方は、木材のつなぎ方で紹介してます。
ボックスシェルフDIYで実践!初めてのDIYでも失敗しない④ダボ継ぎの仕方
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こちらがダボ継ぎに必要な道具です。
ポイント
- 木槌
- ボンド
- ダボ
- シリコンのヘラと容器(便利グッズ)
右から紹介します。
木槌
ダボをダボ穴に差し込んで、叩き込むための道具です。
ボンド
木材と木材を接着するには、木工用ボンドを使います。
私が使っているのは、木工用ボンド『速乾』です。
ボンドは接着するときに、圧力をかけないときちんとくっつきませんが、速乾タイプのボンドだと、クランプで圧をかける時間が短くてすみます。
ただし、張り合わる面積が広かったり作業が難しいときには、ボンドを塗っている間に乾き始めるので、そういう時は通常タイプのものを使い分けましょう。
シリコンのヘラと容器
写真ピンクのヘラと丸底の容器は100均の調理器具です。
シリコンヘラには先端に切り込みを入れて刷毛のようにしてます。
丸底容器は分厚いホットケーキを作るときに使うシリコン型です。
こちらは、ボンドを入れる容器と塗るための刷毛として使っています。
シリコンの上でボンドが固まると、ツルっとめくって剥がせるからです。
ダボ
ダボ穴に埋めて木と木をつなぐときに使う木の栓です。
8mmの穴をあけているので、8mmのものを用意しました。
ダボ継ぎの仕方
それでは、ダボ継ぎで木材をくっつけてみましょう。
まず、ダボ穴にボンドを注ぎます。
ダボを差し込みます。
木づちなどで軽くたたいて、中の方まで差し込みましょう。
接着する面に、ボンドを塗ります。
ボンドが乾かないうちに、もう一方の木材のダボ穴にボンドを注いで2枚を合わせます。
その時に、当て木をしながら木づちで叩いて、板と板がぴったりくっつくようにします。
こうすると、板同士をくっつけることができます。
ボックスシェルフの組み立て
ダボ継ぎすることで、三枚矧ぎ合わせた板が4つできました。
次は、これを組み合わせて箱の形にしていきます。
仮組
いきなりボンドを付けて接着、組み立てするのではなく、一度軽く組み立てて、おかしなところがないかを確認します。
これを仮組といいます。
問題なさそうなので、接着して組み立てていきます。
ボンドを付けて接着する
木口にボンドを付けて、箱の形に組み立てます。
ボンドが乾かないうちにクランプで圧をかけます。
ボンドを塗った後は、圧力をかけないとしっかりくっつきません。
四角いものをクランプするには、市販品ですとフレームクランプや
ベルトクランプがあります。
今回のボックスシェルフはそこそこ大きいので、大きいものに対応できる自作クランプを使って圧をかけることにしました。
初心者でもかんたん!自作木工クランプの作り方
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スコヤで90度を確認しながら圧をかけていき、30分ほどそのままにするとずれることはなくなります。
はみ出た部分を切り落とす
今回は、ボックスシェルフの端がはみでるように設計しました。
ボンドで箱型に組み立てたので、はみ出た部分をノコギリで切り落とします。
こうすると、ぴったり四角の箱が作れます。
ビス打ちとダボうめ
ボンドだけでも接着できますが、今回は枠だけの構造なので、ビスを打ってもっとしっかりくっつけます。
ビスを打つとビスの頭が目立つので、ダボで埋めて隠してしまいます。
まず、ビスを打つところに8mmドリルビットを使って穴をあけます。
1x4材の厚みは19mmなので、深さは5mm程にします。
ポイント
- 下穴をあけてから8mmドリルビットで穴をあける(木材が割れるから)
- 穴の掘りすぎには注意
電動ドリルドライバーでビスを打ちこみます。
ビスの長さの選び方は、取り付ける材の厚さに対して2~3倍のものを選びます。
今回は19mm厚の材に5mmの穴をあけて取り付けるので、長さ35mmのものを使いました。
この穴の部分はダボで埋めます。
今回は違います。
ダボ(ストレートかっぱえびせん)は見た目が悪いので、ホームセンターで売っているΦ8mm工作材の丸棒を短く切って使います。
白っぽいものと茶色っぽいものの二種類を用意して使い分けました。
ダボ穴にボンドを注いで、工作材を差し込みます。
ダボ穴にボンドを注ぐときは、100均のドレッシング容器が便利です。
ボンドが乾いたら、アサリなしノコギリで切り落とします。おすすめのノコギリ刃こちら。ライフソークラフト145です。
アサリありノコギリでダボを切ると、本体をもれなく傷つけてしまうので、お勧めしません。
こうするとネジが隠れ、さらに使ったダボの色によってはワンポイントのいいアクセントになってくれます!
最後に、ブライワックスを塗って仕上げます。
ワックスはスチールウールで塗る方法もあります。
今回はウェス(いらない布)で塗りました。
塗った後は、余分なワックスをウェスでふき取りつつ、よく磨くと、つやが出てとてもいい仕上がりになります。
完成
バイカラーのボックスシェルフが完成しました。
ボンドとビスで接着しているので、しっかりした完成になっています。
というわけで、このシリーズはあと一回続きます。
一作目のボックスシェルフの問題点を考えて、さらに良いものを目指して奮闘は続きます。
これが、自分で作る醍醐味です!
最初から読みたい場合はこちらをどうぞ。
ボックスシェルフDIYで実践!初めてのDIYでも失敗しない①設計図の書き方
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