こんにちは、このはです。
『失敗しないボックスシェルフ作り』第四弾になります。前回までで、設計図と木とり図の作成~木材カットまで進みました。
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この記事では、ちょっとだけ脱初心者をしてダボを使って木材をつなげることに挑戦します。
この記事では、電動ドリルを使ったダボ継ぎの方法を一から順を追って紹介します。実際の手順を写真とともに分かりやすくお伝えします。
ダボ継ぎを覚えると、これから先のDIYで幅広く使えます!
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板をつなげるダボ継ぎとは?
ダボ継ぎとは、木材と木材同士に穴をあけ、そこにダボという木片を埋め込んで接着を強くする方法です。ダボを埋め込むことで木材のずれがなくなり、接着が頑丈になります。
今回は1x4材の側面にダボ穴をあけ、ダボを埋め込み、板をつなげていきます。この方法で幅広の板を作ってみたいと思います。
まずは、ダボ継ぎに必要な道具をそろえましょう。
ダボ継ぎに必要な道具
電動ドライバー
ダボ用の穴をあけるために必要なのが電動ドライバーです。
写真のドライバーはDIYを始めたころに買ったものですが、長いこと頑張ってくれてるリョービの電動ドライバーです。こちらのドライバーは三段ベット、食器棚、子供用机の制作にかかわってきて、なお現役です。
もっとパワーが欲しい!という時は、インパクトドライバーの購入も視野に入れましょう。
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ショートビット
電動ドリルの先に取り付けて使う、穴あけ用のビットです。
ホームセンターにとてもたくさんの種類が売られてますが、ダボの穴あけ目的でしたら『先三角ショートビット』を使います。
先端がネジタイプのものもありますが、こちらは浅い穴あけには向きません。少しの力でグイっと進んでしまうので、あっという間に板を貫通してしまいます。
巾19mmの場所に穴をあけるので、直径8mmのショートビットを使います。
ダボ
DIYを始める前は、何に使うのかさっぱり分からなかった木片です。
穴の直径に合わせたものを用意しましょう。今回は8mmの穴をあけるので、8mm直径のダボを用意しました。
ダボマーカー
片方のダボを埋める穴の位置が決まったら、その位置をもう一方の木材にうつすために使うものがダボマーカーです。
あけた穴の直径に対応したものを用意します。今回は8mm直径のダボマーカーです。
それでは、これらの道具を使ってダボ継ぎする様子をみていきましょう!
ダボ継ぎの仕方
まず、片方の木材にダボ用の8mm穴をあけるところから始めます。
電動ドリルに8mmショートビットを取り付け、木材に対してまっすぐ垂直に穴をあけます。穴の深さはダボ半分よりやや深めにします。
垂直に穴をあけることは、ちょっと慣れが必要で難しいです。正確に垂直に穴をあけたい!そんな時はドリルガイドを使うとまっすぐな穴をあけられます。
穴をあけたら、この穴にダボマーカーをつめます。
この状態のまま、もう一方の木材の位置を合わせてギューッと押します。
そうすると、もう片方の木材のダボ穴をあける位置に穴が開きます。
この穴にショートビットの先端を合わせて穴をあけると、ダボを埋めたときに、ずれることなくお互いはまるのです。
ダボ継ぎの準備が整いました。
あとはボンドで接着しつつダボを埋めて組み立てると、ダボ継ぎの完成です。
ですがその前に、今回は真ん中の板の色を変えるので、ダボ継ぎの前に塗装をします。