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ノコギリで正確に留め切りをする方法 ~角度調整式ノコギリガイドの作り方

2019年6月18日

DIYや木工をしていると作ってみたくなるのが額縁やフォトフレームです。そしてそのとき必ず直面するのが45度切り、いわゆる留め切り(とめぎり)です。

留め切りをノコギリで加工するのは非常に難しいものですが、そんな時に役立つのが自作のノコギリガイド。これさえあれば初心者でも簡単に留め切りができるようになります。

この記事ではノコギリ用の留め切りガイドの作り方と使い方について詳しく紹介します。

留め切りとは

留め切りガイドとノコギリで作成した額縁
留め切りガイドとノコギリで作成した額縁

留め切り(とめぎり)とは、木材を45度で切ることを指す言葉です。そして留め切りした木材を貼り合わせてつなぐことを留め継ぎ(とめつぎ)といいます。

メモ

『留め』とは、ある角度(直角とは限らない)を等しく分けている状態のことを指す言葉のようです。つまり直角であれば45度/45度なのですが、120度であれば60度/60度で分けることになります。直角を30度/60度のように不均等に分ける場合は阿呆留め(あほうどめ)と呼ばれます。

しかしこの留め継ぎ、実際にノコギリで加工するのは至難の業です。正しく45度にカットできたつもりでも、額縁をきちんと作れることはほとんどありません。ほんのわずかな誤差があるだけで留め継ぎは失敗してしまうのです。

そこで、ノコギリガイドについて詳しく説明する前に、まずは留め切りが失敗する4つの理由について整理してみます。留め切りの難しさをしっかり理解することが、正確な留め切りをできるようになるための近道になります。

詳しい説明が不要な方は、この後の『ノコギリ用留め切りガイド《角度調整式》』までスキップしてください。

留め切りが失敗する4つの理由

失敗する理由① 直線で切らなければならない

留め切りの難しさ(1)
留め切りの難しさ(1)

まず基本的なことですが、ノコギリで木材を切ったときの断面は直線でなければなりません。

ノコギリで木材をまっすぐに切ることはそもそも難しいのですが、この問題はマグネットシート式のノコギリガイドを利用すれば簡単に解決することが出来ます。

失敗する理由2 垂直に切らなければならない

留め切りの難しさ(2)
留め切りの難しさ(2)

次に、ノコギリで木材を切ったときの断面は垂直である必要があります。

断面が傾いていると、留め切りした部品をしっかり接着することができません。ただでさえ弱い留め継ぎが、さらに弱くなってしまいます。

注意

留め継ぎは、見た目は良いものの実はかなり弱い継ぎ方です。接着面積が小さくなる上に、接着する面は木口面なので接着剤を吸い込んでしまうことが多いからです。

そのため一般的には留め継ぎの角には簪(かんざし)あるいはチギリと呼ばれる部品を埋め込んだり、裏に当て板を打ち付けたりすることで補強します。

さくや(Sakuya)

私も経験があるけど、補強なしの留め継ぎは簡単に壊れる。補強なしの留め継ぎは実用的ではないと思った方が良い

失敗する理由3 正確に45度に切らなければならない

留め切りの難しさ(3)
留め切りの難しさ(3)

そして言うまでもなく、正確に45度で切らなければならないという難しさがあります。

しかも、留め継ぎの額縁の場合は合計8回の留め切りが必要になるので、わずかな誤差であっても8倍に増幅されてしまうということでもあります。

失敗する理由4 材料を同じ長さに切り揃えなければならない

留め切りの難しさ(4)
留め切りの難しさ(4)

最後は留め切りとは違う話ではありますが、留め継ぎが失敗する大きな理由の一つなので紹介します。

額縁を作る場合、4辺の材料の長さが正確に揃っている必要があります。上下、左右の部品の長さに差があれば、留め切りが正確であったとしても留め継ぎは失敗します。

さくや(Sakuya)

これが盲点になることすごく多い。色々調整してもうまくいかない場合、これが原因だったりする

これを解決するためには『同寸切り』というテクニックが必要です。下の写真のように、長さストッパー(左側にあるL字型の道具)と呼ばれる道具を使って厳密に同じ長さで複数部品を切る方法です。

材料を正確に同寸に切り揃えるための『長さストッパー』
材料を正確に同寸に切り揃えるための『長さストッパー』

今回は留め切り・留め継ぎにフォーカスする記事なので同寸切りについて詳しい説明は省略しますが、同じテクニックを次の記事で紹介しているので、気になる方は読んでみてください。

留め継ぎで失敗したときは上記4つの原因について見直す必要がある

ここで説明した通り、留め切り・留め継ぎが失敗する理由には大きく4つあります。

この記事で紹介するノコギリガイドを使ってモノ留め切り・留め継ぎがうまくいかない場合は、上記4つの原因について一つ一つ確認してみてください。

原因を特定し、それをどう解決するかを考えることが重要です。もしその原因がノコギリガイドにあるのであれば、ノコギリガイドを作り直す必要があるかもしれません。

さくや(Sakuya)

ちなみに私自身もこれまで4回は留め切りガイドを改良(作り直し)しているよ。今回紹介しているのはその最新版

ノコギリ用留め切りガイド《角度調整式》

ノコギリ用・角度調整式留め切りガイド
ノコギリ用・角度調整式留め切りガイド

こちらがノコギリ用の留め切りガイド《角度調整式》です。

ベース板となる木材にマグネットシートが貼ってあり、アルミフェンスをボルトで固定しています。上の写真では見えませんが、裏面にも同様のアルミフェンスが取り付けてあります。

切断角度を決めるアルミフェンスを動かすことができるため、必要に応じて角度の微調整が可能である点が特徴です。

はろ子(Haloko)

裏表両面使えて、なんかいいことあるの?

いいことというよりも、両面必要になるといった方がいいね。両方ないと、額縁が作れないんだよ

さくや(Sakuya)

ノコギリ用留め切りガイドの使い方

留め切りガイドのクランプの仕方
留め切りガイドのクランプの仕方

留め切りガイドは、このように材料にあててクランプして使います。裏面のフェンス(写真には写っていない)を木材の端に合わせることで、マグネットシート面が木材に対して45度の傾きに固定されます

留め切りガイドと材料を固定したら、あとはマグネットシートにノコギリの刃を貼り付けて、そのまま動かすだけで留め切りが可能です。

そのままノコギリをあてて切る
そのままノコギリをあてて切る

切り落とした部品を留めスコヤに当ててみると、正確な留め切りになっていることがわかります。

留めスコヤでチェック
留めスコヤでチェック

ただしこれでも、目視ではわからないレベルの誤差が出ていることがあります。額縁を作っている場合は、4辺の材料を組み合わせた時に誤差がはっきりと出てきます

その誤差が留め切りの角度の問題である場合はアルミフェンスの角度を微調整します(調整方法は後述)。誤差が出たら微調整、もう一度試して誤差が出たら微調整・・を繰り返すことで、必ず正確な留め切りに辿り着くことができます。

はろ子(Haloko)

うわ~、なんか気の長い話に聞こえる・・

そうでもないよ。調整を繰り返せば必ず留め切りができるようになるんだ。闇雲に試行錯誤を繰り返すよりは、よっぽど近道だと思う

さくや(Sakuya)
45度の‥滑り台?
45度の‥滑り台?

ノコギリ用留め切りガイドの作り方

step
1
ベース板の用意

ベース板は集成材がおすすめ
ベース板は集成材がおすすめ

ベース板に使用する木材について

今回作成するノコギリガイドは精度が重要なので、ベース板に使う木材は歪みや反りのない集成材・MDF板がおすすめです。木端面がノコギリのガイドになるため、ノコギリの刃がブレないようにある程度厚みが必要で、できれば24㎜以上の板材が望ましいです。

必要な木材を切り出す際の木取りの仕方がとても重要なポイントなので、詳しく説明します。

留め切りガイドの精度と木取りの仕方について

今回作成する留め切りガイドは、木端面にマグネットシートを貼り、それをノコギリガイドとして利用します。

そのためマグネットシートを貼ることになる部分の精度が非常に重要で、ここが正確に垂直・直線になっている材料を使用することが必要です。

自分でカットして垂直・直線を出せるならよいのですが、それが難しい場合は下の図のように垂直・直線が出ている材料を探して購入し、図のように木取りするのが一番確実ということになります。

留め切りガイドの材料と木取りの仕方
留め切りガイドの材料と木取りの仕方
さくや(Sakuya)

ホームセンターの場合、集成材として販売されている材料は断面が垂直・直線になっていることが多いからおすすめ

SPF材とか無垢材はダメなの?

はろ子(Haloko)
さくや(Sakuya)

それらはどうしても反りや捻じれがでるからね。精度が必要なノコギリガイドにはお勧めできない

材料が手に入ったら、上の図のようにベース板を切り出してください。マグネットシートを貼ることになる部分以外は、精度に影響しないので適当に切っても大丈夫です。

step
2
フェンス板の用意

フェンス板の素材

フェンス板は、厚さ2mm、幅30mm程度のアルミ板がおすすめです。長さ200mmの部品を2枚使用するので、材料の長さは500mm以上あれば十分です。

メモ

フェンス板に木材を使う方法もありますが、反りや曲がりがあったり、使っているうちに変形することもあるため注意が必要です。アルミの加工が難しいと感じる場合は木材を使ってみてください。

フェンスに利用したアルミ板
フェンスに利用したアルミ板

フェンス板の切り出し

このフェンス板を長さ200mmで切り出して、一方の端を45度で切り落とします。ここでの45度加工は精度に全く関係ないので、多少ズレても問題ありません。

アルミ板を45度で墨付け(止め型スコヤを使用)
アルミ板に45度で墨付け
アルミ板を金鋸で切断する
アルミ板を金鋸で切断する

ちなみにここで使っている金鋸はバーコというメーカーのものです。バーコのソーフレームに、ホームセンターの金鋸替刃(SK11)をセットして使っています。

この金鋸は剛性、安定性、刃のテンションが抜群で扱いやすく、アルミ板はもちろんボルトなども簡単に切ることができるのでお勧めです。金鋸は使いにくい・・と感じている方は使ってみてください。

step
3
ベース板とフェンス板の下穴加工

下穴の位置決め

フェンス板を切り出したら下の写真のようにベース板の上に置き、フェンス板に2か所の印をつけます。ひとつめはベース板の左(斜辺)から70mm程度の位置、もうひとつはベース板の右から25mm程度の位置です。位置は厳密なものではないので細かく気にする必要はありません。

木材とアルミ板
アルミ板に下穴の印をつける

裏面側も同様です。ベース板を裏返し、もう一つのフェンス板を乗せて(左右逆向きになります)下穴の印をつけておきます。

メモ

実は、裏面の下穴位置の印付けは必須ではありません。この後の加工で、ベース板と2枚のアルミ板をまとめて下穴加工する場合は裏面の印は不要です。

フェンス板とベース板をまとめて下穴加工

2枚のフェンス板を用意したら、ベース板の裏表両側に、両面テープでフェンス板を貼り付けます。その際、下の写真のように留めスコヤをつかってベース板斜辺とフェンス上辺が45度になるようにしてください。

裏表両面に、フェンス板を両面テープで貼り付ける
裏表両面に、フェンス板を両面テープで貼り付ける

この両面テープは仮留めで、あとですぐにはがします。100均で販売されている『はがせるタイプ』の両面テープを使うのがおすすめです。

注意

普通の(はがせないタイプの)両面テープを使ってしまうと、はがすときに非常に苦労します。

そして裏面のフェンス板も、表面のフェンス板と同じ位置に来るように貼り付けておきます。

はろ子(Haloko)

ここで45度のフェンスの角度が決まるってこと?

いや、ここは大まかな角度を決めているだけ。角度は後で設定しなおすので、いまは細かく気にしなくて大丈夫

さくや(Sakuya)

貼り合わせたら、ドリルで下穴をあけます。ドリルビットは2㎜程度の太さのものを使い、フェンス板に記してある印の位置に貫通穴をあけます。裏面のフェンス板を含めて3枚まとめて穴をあけてください。

3枚まとめて細めの下穴をあける
3枚まとめて細めの下穴をあける

警告

アルミ板にドリルで穴をあける場合は、アルミ板をしっかりと固定してください。固定せずにアルミ板をドリル加工すると、途中でアルミ板が回転したり吹っ飛んだりしてとても危険です!

メモ

上の写真では自作のドリルスタンドを使って加工していますが、ドリルスタンドが無い場合はまとめて加工することが難しいはずなので、2枚のアルミ板とベース板をそれぞれ別々に穴あけしても大丈夫です。(この場合は裏面の印付けが役に立ちます!)

下穴を空けたらベース板から2枚のフェンス板をはがします。両面テープもきれいに取り除いてください。

ベース板とフェンス板に下穴をあけた状態
ベース板とフェンス板に下穴をあけた状態

step
4
フェンス板の長穴加工

フェンス板に縦長の穴をあける

フェンス板をはがしたら、今度はフェンス板だけに追加の穴をあけます。

さきほど空けた下穴の上下の少し離れた置に太さ8㎜の穴をあけます。上下の二つの穴をつなげて、少し長めの縦穴を空けることが目的です。

フェンス板に上下二つの穴をあける
フェンス板に上下二つの穴をあける

上下に穴をあけたら中央のくびれ部分をヤスリで削って長穴にします。バリがあればあわせてとっておきます。

ヤスリで削ってフェンス板を仕上げる
ヤスリで削ってフェンス板を仕上げる

ポイント

縦長の穴ではなく、一回り大きめの径の穴をあけるという方法もあります。その場合はボルトの頭、もしくはワッシャーの大きさ以上の穴を空けないように気を付けてください。

step
5
ベース板にオニメナットを埋め込む

ベース板にオニメナットの下穴を空ける

ベース板の下穴の位置に、オニメナット用の下穴をあけます。今回はM6オニメナット(Eタイプ)を使ったので適正下穴は8.7~9.0mmでした。

M6オニメナットEタイプ(長さ25mm
M6オニメナットEタイプ(長さ25mm)
8mmドリルビットで、下穴の位置に穴をあける
ドリルビットで、ベース板の下穴の位置に穴をあける

ベース板にオニメナットを埋め込む

下穴をあけたら、オニメナットを埋め込みます。30mmの厚さの木材に25mmのオニメナットを埋め込むので、ベース板の厚みの中央に埋め込まれるように調整します

ベース板にオニメナットを埋め込む
ベース板にオニメナットを埋め込む

step
6
ベース板にマグネットシートを貼り付ける

オニメナットを埋め込んだら、ベース板の斜辺部分にマグネットシートを貼ります。マグネットシートは100均で売っているもので問題ありません。

マグネットシートは少し大きめのものを貼り付けて、はみ出した部分をカッターで切り落とすときれいに仕上がります。

ベース板の斜辺にマグネットシート(シールタイプ)を貼り付ける
ベース板の斜辺にマグネットシート(シールタイプ)を貼り付ける
はみ出したマグネットシートはカッターで切り取る
はみ出したマグネットシートはカッターで切り取る

step
7
ベース板にフェンス板を取り付ける

フェンス板を取り付ける金具

ベース板にフェンス板を固定するための金具をを準備します。今回はM6六角ボルトと、大きめのワッシャーを用意しました。

フェンス板取付に使用するボルトとワッシャー
フェンス板取付に使用するボルトとワッシャー

六角ボルトは長さが重要です。厚さ30mmのベース板の穴に両面から2本のボルトを差し込みます。そのため、ボルトの長さが15㎜より長いと板の中央でぶつかってしまいます。必ず板厚の半分以下の長さのボルトを使ってください。

また、ワッシャーの直径にも注意してください。フェンス板に空けた穴に落ちないように、直径が大きめのワッシャーを使うのがおすすめです。

ベース板にフェンス板を固定する

以前両面テープでフェンス板を仮留めした時と同様に、留めスコヤをベース板の斜辺に当てて設置し、留めスコヤに合わせてフェンス板の位置と角度を決めて、そのままの位置でボルトとワッシャーを使ってフェンス板をしっかりと固定します。

ボルトとワッシャーでフェンス板を取り付ける
ボルトとワッシャーでフェンス板を取り付ける

裏面も同様に、フェンス板を取り付けます。穴の位置が合わずにボルトが入らないときは裏面と表面のフェンスを逆にしている場合があります。入れ替えて試してみてください。

裏面も同様にフェンス板を取り付ける
裏面も同様にフェンス板を取り付ける

ノコギリ用留め切りガイドの角度調整方法

ノコギリ用・角度調整式留め切りガイド
ノコギリ用・角度調整式留め切りガイド

これで留め切りガイドの完成です。お疲れさまでした。

この道具の使い方は以前に紹介した通りですが、実際に試し切りをして、額縁のように並べて留め継ぎの精度を確認すると、最初は四隅に隙間ができることが多いものです。

はろ子(Haloko)

ちょっと~、話が違わない?ちゃんと45度で切れるって言ったよね?

最初うまくいかないのは想定のうちだよ。

ここから調整できるというのが、このノコギリガイドの最大の特徴なんだから

さくや(Sakuya)

作ったばかりのノコギリガイドで十分な精度が出ないのは仕方のないことです。留め切りは非常に難しいため、どのようにノコギリガイドを作ったとしても必ず誤差が出ます。だからこそ、角度調整式のノコギリガイドを作ったわけです。

留め切り・留め継ぎで誤差が出てしまうときは、フェンス板の角度を調整して修正することになります。

留め切りに誤差が出るときは、フェンスの角度を微調整する
留め切りに誤差が出るときは、フェンスの角度を微調整する

角度を調整するときは、フェンス板を固定しているのボルトを少しだけ緩めて、わずかにフェンスを動かしてから再度ボルトを締めます。

注意

このとき、ボルトを緩めすぎないことが重要です。ユルユルに緩めてしまうと大きく動いてしまって微調整になりません。簡単には動かない程度にボルトを緩め、慎重に、わずかに傾きを変えて締めなおすようにします。

角度を調整したら再度カットしてテストをします。もはや目視ではわからないレベルの調整になってくるので、何度も額縁を作ってみて確認することになります。

留め切りガイドと、試し切りで作ったフレーム
留め切りガイドと、試し切りで作ったフレーム

辛抱強く調整すれば、かならず完璧な角度の留め切りガイドを作ることが出来ます。そして一度角度が決まってしまえば、そこからは思う存分留め切り・留め継ぎをすることが出来るようになります。

ぜひ調整を繰り返して、美しい留め継ぎができる自分だけの留め切りガイドを作ってみてください。

留め切りガイドとノコギリで作成した額縁
留め切りガイドとノコギリで作成した額縁

おまけ

さくや(Sakuya)

さっきの額縁の写真。詳しい作り方は省略するけど、実はすごい継ぎ方をしているんだよ

へ~、どんなの?

はろ子(Haloko)
さくや(Sakuya)

この写真を見てみて

えっ、なにこれ。ただの留め継ぎじゃない!?

はろ子(Haloko)
さくや(Sakuya)

そう。留め継ぎは強度が低い・・って最初に説明したよね。これはその強度強化版、『留め型相欠き継ぎ・裏溝付き』という加工なんだ

おぉ~、なんかすごいことになってる

はろ子(Haloko)
さくや(Sakuya)

これも今回作ったノコギリガイドで加工したんだ。ノコギリガイドがあればこういうこともできる

というわけで、ノコギリガイドとノコギリで留め切りができるようになると、工夫次第で様々なことができるようになります。ぜひチャレンジしてみてください!

  • この記事を書いた人

さくや

DIYと木工と刃物研ぎとキャンプが趣味のシステムエンジニア。賃貸住宅のリビングでもできる『静かなDIY』をテーマにブログを運営しています。