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はじめてでも直感的に使えるDIY設計ソフト 『caDIY3D』の紹介

更新日:

これがCADの真骨頂!

さくやです。

初心者でも簡単に使うことのできるDIY設計ソフト『caDIY3D』をご存じですか?
DIYをしていて難しい、面倒と感じる設計作業、木取り図作成作業を
ものすごく!かんたんにしてくれるソフトです。

この記事では、私が作成した子供用三段ベッドを例に
caDIY3Dのご紹介をさせていただきます。

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こんな方におすすめ

  • caDIY3Dに興味があって、詳しく知りたい方
  • DIYをしていて、設計書や木取り図を簡単に作る方法はないかと探している方
  • 設計書や木取り図をパソコンで作成・管理したいと考えている方

 

DIY初心者は、設計図と木取り図の作成に苦労する・・

DIYを始めたばかりの方は、
設計図は手書きで書いていることと思います。
(あるいは、設計図なしで作成している方もいるかも)

私も最初はそうでした。
いまでもラフスケッチのようなものは手書きで書きますが、なかなか手間のかかるものです。

手書きの設計図

手書きの設計図

ちなみにこれは、洗面台横の隙間を活用するためにつくった家具の設計図です。
方眼紙の1mmを実際の1cmに見立てて、縮尺1/10で書いています。
右側には木取り図、その他材料・道具のメモもありますね。

さくや
2x4の柱に棚板を付けたシンプル構造。はじめての『相欠き継ぎ』作品だった

このくらいの家具で、部品数が10~20くらいならば手書きでも問題ありません。
むしろ手書きで設計図を繰り返し書くことで、設計力も上がりますのでどんどん書きましょう!

手書き設計図には限界がある

しかし部品数が多くなるような家具の場合、設計図を手書きで書くのが難しくなってきます。

ある程度DIY経験のある方ならば、こういう失敗も経験しているのではないでしょうか。

  • 部品と部品の継ぎ目で、部品の長さの計算を間違えた
  • 木取り図をよく見たら、部品の数が足りなかった
  • 計算間違いしていないことの確認をするために、すべての数値を計算しなおした

あるあると思うならば、そろそろ手書き設計図から卒業することを考えてもいいかもしれません。
どんなに注意しても、手書きでのミスはなくなりません。だって人間だもの。

私が作成した三段ベッドは、部品数は100を超えていました
しかも『三段』というだけあって、同じような部品が3セット必要になるという特徴があります。

こういうとき、手書き設計図だと
コピー&ペーストができればいいのに・・
と思ってしまいますよね。

さらに、設計図は何度も書き直すことも多いものです。
すべてを書き終えた後で、『全体の寸法をもう数cm小さくしたい!』となったら
設計図も最初から書き直しになってしまいます。

さくや
苦労して書いた設計図を、もう一度書き直すのかと思うと気が遠くなったりするよね

Excelで設計するのもアリだが、とにかく疲れる・・

手書きが大変だというのであれば、Excelを使うのもアリです。

Excelを方眼紙フォーマットにして、オブジェクトで設計図を書けば設計図を作ることができます。

Excel作成した設計図

Excelで作成した設計図

これは我が家のキッチンに置いている引き出し式ケースを作成した際の設計図です。

もちろんこれでできないことはありません。
しかし実際にやってみるとわかりますが、ズームイン&ズームアウトを多用したり、
オブジェクトの位置を微調整するのは結構なものです・・

さくや
実に肩のこる作業だった。。

そこで、もし手書き設計図やExcel設計図で苦労していたり、限界を感じているのであれば、
DIY専用のCADソフトを使うことをお勧めします!

CAD: Computer Aided Design 。デザインソフトの総称

かんたん操作で、しかも無料で始められる caDIY3D をおすすめ!

CADソフトというと、一般的には専門家が使うようなイメージがあります。
高価なソフトになると、一本百万円を超えるソフトもあります・・。

しかし私たちDIYをする人間にとって、そんなに高価なソフトはいりません。
難しい使い方とかわからないし覚えたくもない
それに、DIYでつかえる手ごろなCADソフトなんてあるのかな・・

と思って探していたらありました!!

私が三段ベッドを設計する際に使用したのもこのソフトです。

30日間の無料体験期間がありますので気軽に試すことができます。
無料体験版に興味がある方は、下記の公式サイトから入手してください。

大抵のものなら、30日もあれば設計が終わってしまいます。
ぜひ試してみましょう!

さくや
私が子供用三段ベッドを設計したときは、無料体験期間だけで間に合ってしまい無課金でした。今はむしろ喜んでお支払いしていますよ

caDIY3Dの主要機能

caDIY3Dの画面はこのようなかんじです。

メイン画面は、マウスで直感的に操作できる

caDIY3Dメイン画面

caDIY3Dメイン画面

初めて見ると、ボタンとかいろいろあってわかりにくいと感じるかもしれませんが、
ボタンをほとんど使わなくても直感的に操作可能です。

さくや
最初は説明書を全く読まないで使ってたんだけど、全然問題なく使えたよ

そして、『こんなことがしたいな~』と思ったときに
必要なボタンがすぐ見つかるような配置になっています。

材料追加画面には、2x4などDIYで必要な材料が揃っている

こちらは、設計図に木材を追加するときに使用する画面です。

材料追加画面

材料追加画面

左に並んでいるのが、caDIY3Dにデフォルトで用意されている材料です。

見ての通り2x4などのSPF材があるほか、合板、集成材、丸棒、さらには
網やらトタンやらブロックまで・・
DIYで定番の様々な部品がデフォルトで用意されています

さくや
ちなみに、デフォルトで用意されていない部品が必要な場合は追加することもできるよ

材料画面で価格を設定することで、製作費の総額を見積もることができる

この画面でもう一つうれしいことは、
各材料の価格を設定できることです。

材料の詳細設定画面

材料の詳細設定画面

何がうれしいのかというと、設計が終わった時に材料費の総額がいくらかわかるんです!
しかも、表面積も出してくれるから塗装に必要な塗料の量までわかってしまう!!

費用総額と表面積がわかる

費用総額と表面積がわかる

この機能を使うことで、どのような設計にしたら材料費を抑えることができるのかといったシミュレーションも簡単にできます。
たとえば、すのこに1x4を使った場合の費用と、ラワンベニヤ合板を使った場合の費用、どちらが高いかなどを比較することができます。

さくや
懐が気になるDIYerにはありがたい機能だね

ほとんどの操作はマウスで可能、コピペやサイズ指定などはキーボード入力が便利

caDIY3Dの操作はほとんどがマウスで行えます。
一部の操作、特にコピー&ペースト(Ctrl + C, Ctrl + V)やサイズの入力はキーボードを使うことも可能で、そちらの方が便利ですね。

詳しい操作については、こちらの記事で詳しく紹介していますので参照してみてください。

コピペを使ってサクサク進めよう
はじめてでも直感的に操作できるDIY設計ソフト 『caDIY3D』の使い方 ~実際の操作と注意点について

caDIY3Dを使うコツは、材料を一つ置いた後は『コピー&ペースト』を繰り返すことです。慣れるとサクサク操作できますので、楽しくなってきますよ!この記事では、三段ベッドを例に具体的な操作方法についてご紹介します。

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木取り図を自動で作成し、プリントアウトすることができる

そして欠かせないのが、木取り図の自動生成機能です。

木取り図とは、DIYで木材を扱うときに
どの材料をどの大きさで切るかを図で示すものです。

ホームセンターで木材カットをお願いするときは必須になるのですが、
これまた手書きで書くのは面倒な作業です。

紙に長方形を書いて、何cmの木が何本で、合板は無駄が無いようにうまく切って・・
と考えるのは面白い作業で嫌いではないですが
紙と鉛筆と消しゴムで格闘するのは大変ですよね。

caDIY3Dでは、この木取り図も自動で作成してくれます!
さらに、どの木材からどの部品を取るかといった組み換えが画面上でできるので
効率のいい木取り図を作ることができます

木取り図作成画面

木取り図作成画面

さくや
マウス操作で部品を動かして、木取り図をカスタマイズできる。慣れてくると楽しい

木取り図作成の際のコツと、具体的な操作についてはこちらの記事にまとめました。

まとめてカットできる工夫
はじめてでも直感的に操作できるDIY設計ソフト 『caDIY3D』の使い方 ~木取り図の作成方法とコツ

caDIY3Dを使えば木取り図はとても簡単に作成できます。それだけでなく、効率よく木材を活用することでコストを抑えるためのチューニングも可能になります。私が実際に作った三段ベッドを例に、『木取り図作成のコツ』について書いていきます。

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この木取り図画面では、資材リストの一覧、塗料総面積なども確認することができます
どの木材が何本で、価格がいくらなのか・・など考えるのは手間がかかるので
こうしてまとめてもらえると助かりますね。

なお、この木取り図はプリントアウトが可能です。
プリントアウトしたものをホームセンターに持っていくと
木取り図の通りにカットしてもらえることもあります

さくや
これについては、ホームセンターや担当者によって違うかも。私の近所にあるホームセンターでは快く引き受けてくれたよ

完成イメージ、三面図の印刷も可能

そしてこちらが完成イメージの印刷画面です。

完成イメージと三面図

完成イメージと三面図

印刷画面に寸法線を入れることもできます。一枚プリントアウトしておくと、組み立ての際などに便利です。

補足情報

上記のほかにも、次のような機能があります。

  • 部品同士の結合、切り欠き加工、切り抜き加工、斜め加工、角の丸め加工
  • 複数部品を規則正しく並べるための整列機能
  • 部品をフォルダに分けて、それぞれで色分けし、表示・非表示を切り替える機能
  • 寸法線、補助線、数値の表示機能
  • 部品をグループ化し、一括で編集する機能(移動やコピー&ペーストなど)
  • 公式サイトには、サンプルモデル集、パーツモデル集、みんなの投稿!!DIY作品集、解説動画あり
  • 他の3Dモデラ・CAD製品とのデータ互換性

2019年7月現在も活発に開発されており、二か月に一回程度のペースで更新されています。
公式サイトで問い合わせをしたこともありますが、迅速に回答を頂くことができ、真摯に対応いただけてとても好印象でした。

まとめ

以上、caDIY3Dについてご紹介しました。

DIYをする人のことを想って作られたソフトだということが
とてもよく伝わってきます。
開発チームの皆様、ありがとうございます!

手書きで設計した場合には何時間もかかるような場合でも、
このソフトを使えばあっという間にできるようになります。

唯一のネックは、その価格ですね。

DIYerにとって決して安いとは言えない価格設定・・悩むところだと思います。

私は決して損はしない!と推したいところですが、
こればっかりは使ってみて判断いただくしかありません。

まずは無料体験版(公式サイトから入手)を試してみてください!

さて、次回はcaDIY3Dを使って実際に設計図を作っていきます
三段ベッドの設計図が、どれだけ簡単に作れるかをお見せしますのでぜひご覧ください。

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DIYが趣味のシステムエンジニア。最初は子供三人のために家具を作っていましたが、最近は西洋かんなとジグを使った木工がメイン。DIYを始める人を応援したくてTwitterとブログを開設しました。 現在『DIYアドバイザー』資格に挑戦中!

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